腰椎すべり症について

腰椎すべり症

東洋はり灸整骨院、院長の石丸です。

本日は腰椎すべり症についてお話しします。

腰椎すべり症とは

腰椎すべり症とは腰椎の椎間関節が骨折し、前方へ変位した状態です。

人の背骨は首、背中、腰の順に、前弯、後弯、前弯していて、決して直線ではありません。腰の骨、腰椎は5つあり、それぞれが椎間関節につなげられて前弯しています。この関節が疲労骨折などで骨折し前方に出ていると、腰椎すべり症と診断されます。腰椎分離症の場合は骨折のみ、骨折して前方に関節がずれていると腰椎すべり症と診断が変わるわけです。

画像と症状は一致しない

レントゲン

実は整形外科学会は、画像と症状は80%の場合で一致しないと発表しています。アメリカでこれを証明するような実験も行われました。整形外科医が500人分のレントゲンやMRIを見て痛みがあると思われる人と、ないと思われる人に仕分けをします。そして、画像の患者に確認をすると、画像では痛みがあると思われた人が痛みを感じておらず、痛みがないと判断した人が痛みを訴えるというように画像と症状に差があったのです。

つまり極端な話をすれば、画像上で前方変位していても症状とは関係ない可能性があるということです。

循環障害が痛みを引き起こす

石丸昌志

では、なぜ痛みがあるのでしょう。私は東洋医学にある『不通則痛』が痛みの原因だと思います。これは「通らざれば則ち痛みが出るという」意味の言葉で、循環障害が痛みを引き起こしているということです。

例え話になりますが、蛍光灯が光るためには

  1. 蛍光灯があること
  2. 電線がつながっていること
  3. 電力会社から電気が送られていること

と、いう条件が揃う必要があります。病院でレントゲンを見るのは蛍光灯がつかないときに、蛍光灯そのものには問題がないか、古くないか、電線がつながっているかと構造物を見ているわけです。そうして断線のような構造物の欠陥が見つかった場合はそれが原因だとしますが、実際、80%は構造物が原因ではないわけです。

蛍光灯や電線が新品でも、電力会社が電気を送らなければ明かりはつきません。循環はそれほど重要なのです。構造物と循環の両方がしっかりしてなければいけません。

鍼灸で循環不良を解消しよう

腰が酷く曲がったお年寄りの方がレントゲンを撮ると、もちろん画像上は何か診断がつくはずです。しかし、当店にいらしているお客様に聞くと腰が曲がっているご高齢の方でも、腰は全く痛くないという場合が多いです。画像イコール症状ではないということがよくわかりますね。確かに前方変位していると症状は出やすいかもしれません。しかしそれは必ず症状がでるということではないのです。逆に言えば循環さえしっかりしていれば症状は出ないということです。

腰椎すべり症の方に鍼を打っても、患部の前方変位が元に戻るわけではありません。しかし、実際に痛みはなくなります。それははり灸によって循環不良が解消されるからです。

腰椎すべり症について【動画解説】

医療の使い分けをしよう

お灸

医学には大きく西洋医学と東洋医学というものがあります。西洋医学というのは病院、東洋医学ははり灸、漢方のことです

西洋医学だけに頼りいきなり外科的な処置をして体に負担をかけるよりも、まずは東洋医学の施術を受けて、効果がなければ外科的処置をするという手順を踏む方がお客様にとって有益だと思います。医学を上手に使い分け、よりよい選択をしていきましょう。

初回の施術の流れ

カウンセリング・検査等を含めて約45〜60分

一般鍼灸の施術料金

初回カウンセリング料2,000円(税込)
鍼灸施術 (30〜60分)5,500円(税込)
合計7,500円(税込)→キャンペーン利用で6,500円

 

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