【倦怠感・体のだるさ】3つのタイプについて解説!

倦怠感

今回は最近患者様からよくご質問をいただく「体のだるさ」についてお話させていただきます。

体がだるいと何をするにもおっくうに感じてしまうため、早急に改善する必要があります。

こちらでは3つのタイプに分けて体のだるさについて解説していきますので、ご自身がどのタイプに当てはまるかチェックしてみてくださいね。

体のだるさには3つの種類がある

体のだるさ

一言で「体のだるさ」と言っても、実は3つの種類があることをご存知でしょうか。

  1. エネルギーが不足して元気がでないため、身体がだるい状態
  2. 血の巡りが悪いため力が入らず、だるい状態
  3. 水の流れが滞っているために、むくみ、足が重だるい、身体が重だるい状態

この3つは同じ「だるさ」がメインの症状でありながら、少し性質が異なります。

1つ目のエネルギーが不足しているタイプは、体のパワーが不足しているため、やる気起きず、体がだるく感じてしまう状態です。たとえば、しっかりと睡眠はとったが朝起きるとだるい、動くとすぐに身体が疲れてしまうといった場合はこちらのタイプに当てはまるでしょう。

原因が見当たらないのに力が入りづらい、手が握りづらいなどの筋肉系の症状が出ていれば、血の巡りが悪いことによりだるさが引き起こされているかもしれません。足や顔がむくんでいて体がだるい方は、体内の水が停滞している可能性も考えられます。

東洋医学の観点では、それぞれのタイプごとに「弱っている臓器」の機能を改善してくことが重要と考えています。

  • エネルギー不足…呼吸器と消化器
  • 血の巡りが悪い…消化器と肝臓
  • 水の停滞…消化器と腎臓

 このように、臓器の機能が低下しているとエネルギー不足をはじめ、血の巡りが悪くなったり、水の停滞を引き起こしてしまいます。

これらの臓器は東洋医学における土台の部分にあたる臓器であるため、しっかり働かなければさまざまな不快な症状を引き起こします。だるさを引き起こさないようにするためにも、各臓器の機能を高めることが大切です。

だるさに対する対処法

食事

まずはすべてのタイプに共通して気をつけていただきたいことをご紹介します。

どのタイプにも消化器がかかわっているので、食事の摂り方に気をつけるだけでも症状が改善する場合があります。たとえば、腹八分目にする、水や糖分をとりすぎない、寝る直前に食べないなどは徹底しておこなってください。

次にそれぞれのタイプで気をつけていただきたいことを見ていきましょう。

エネルギー不足タイプの対処法

睡眠

エネルギーが不足して身体にだるさが出るタイプは、体に十分なエネルギーを補う必要があります。

まずは休息をしっかりと取ることが非常に重要で、毎日睡眠時間をしっかりと確保しましょう。仕事や家事、育児などで忙しい方も多いと思いますが、できるだけしっかりと休める時間を確保してください。

また、食事の内容を変えるだけでもエネルギーを補うことができます。呼吸器の働きやエネルギーを補充する食べ物として、ごぼう、れんこん、鶏肉を積極的に摂ると良いでしょう。

睡眠、食事以外に以下のツボを刺激するのもおすすめです。

  • 足三里…すねの外側にあり、膝の外側の関節から指3本~4本分下の場所になります。

血の巡りが悪いタイプの対処法

肝臓

血の巡りが悪いことで体にだるさが出るタイプは、肝臓の機能を高める必要があります。

肝臓の機能を高めるためには酸味のある食べ物や鶏卵がオススメです。卵は陰のエネルギーを補い、血を養う効果がありますが、できれば有精卵が良いとされています。

また、血の巡りを良くするために該当するツボを押すのも効果的です。

おすすめのツボと場所は以下の2つです。

  1. 血海…膝の皿から指3本分上の内側にあります。
  2. 三陰交…内くるぶしから指4本分上にあります。

どちらのツボも指をそろえて見つけてみてください。

こちらを押してももちろん効果がありますが、お灸をして熱を伝えるのも良いでしょう。

水が停滞しているタイプの対処法

食事

私たちの体にとって必要不可欠な水が滞っているによって身体にだるさが出やすい方は、水分のとりすぎには特に気をつけてください。

水をとることで普通の人よりも体への負担が大きくなりますので、「水分をまったく摂ってはいけない」とは言いませんが、摂り方に注意が必要です。たとえば、水を飲む時には冷えた水を飲むのではなく、1度沸かしてお湯にしたものを冷ました水を飲むと身体への負担を減らすことができます。

水の停滞タイプにおすすめの食べ物は、さつまいも、ごま、海苔、黒豆です。

また、水の停滞タイプでもおすすめのツボがあります。

  1. 陰陵泉…膝の内側、骨の近くにあり、下から触っていくと手が止まるところです。
  2. 太渓…内くるぶしの少し後ろ側、アキレス腱との間にあります。

太渓は上手く見つけられると、動脈が拍動していることが分かるので比較的見つけやすいでしょう。

【動画解説】疲れが取れない時の対処法!

自分のタイプに合った対策で体のだるさを改善しよう

本日は身体のだるさについてお話させていただきました。

だるさには3つのタイプがあるので、ご自身に合った改善法を試すのが一番です。

どのタイプにしても「おすすめのツボ」がありますので、お灸をご希望の際にはぜひ東洋はり灸整骨院にご相談ください。

石丸昌志