
東洋はり灸整骨院 院長の石丸です。
今回は「副鼻腔炎でお困りの方は東洋医学へ」と題してお話しします。
【動画解説】副鼻腔炎について
副鼻腔炎とは?風邪や花粉症とどう違うのか
風邪や花粉症のときに鼻水や鼻づまりが出るのはよくあることですが、いつまで経っても症状が治まらない、あるいは悪化しているように感じる場合は副鼻腔炎の可能性があります。副鼻腔炎とは、鼻の奥にある副鼻腔と呼ばれる空洞に炎症が起こり、膿がたまってしまう病気です。
鼻水や鼻づまり、頭痛、顔の痛み、においがわからないなどの症状が3か月以上続く場合は注意が必要です。放置すると慢性化し、炎症が広がって中耳炎や視力障害を引き起こすこともあるため、早めの対応が大切です。
西洋医学の治療:症状を抑える対症療法
副鼻腔に膿がある急性期には、耳鼻咽喉科での治療が必要です。膿を取り除く、抗生物質や痛み止めを使うなど、物理的な原因を改善するのは西洋医学の得意分野です。
ただし、こうした治療はあくまで「症状を抑えるための対症療法」であり、再発を防ぐ「体質の改善」まではできません。薬をやめると症状が戻ってしまう、手術をしてもまた膿がたまるといった悩みを抱える方も少なくありません。
東洋医学の視点: 「森を見て木を治す」根本治療
一方、東洋医学では副鼻腔炎を「体全体のバランスの乱れ」としてとらえます。鼻だけを見るのではなく、頭痛、肩こり、睡眠の質、消化、メンタルの状態など、全身のつながりを総合的にみるのが特徴です。
これはまさに「森を見て木を治す」治療です。体のバランスを整えることで、結果として副鼻腔炎などの局所症状も改善していきます。
副鼻腔炎をくり返す人の共通点 : 体質が原因
副鼻腔炎を何度もくり返す方と、まったく鼻のトラブルがない方がいらっしゃいますが、この違いは「体質」にあります。体質を整えない限り、症状は何度でも再発してしまいます。
ところが西洋医学には「体質を変える」という概念がありません。東洋医学では、五臓六腑の働きや気・血・水(きけつすい)の流れを整え、体質そのものを健康な状態に導くことで再発を防ぎます。
鍼灸による体質改善:経絡治療の力
当店では、東洋医学の基本である経絡(けいらく)に基づいた鍼灸を行っています。経絡とは、体内を流れるエネルギーや血液・水分の通り道のことです。
不調がある臓器と対応するツボに鍼やお灸で刺激を与えることで、臓器の働きを高め、人間が本来持っている自然治癒力を引き出します。痛みや熱さはほとんどなく、リラックスして受けていただける施術ですので、「鍼は怖い」という方でも安心して受けていただけます。
西洋医学と東洋医学、上手に使い分けよう
急性期のように膿がたまっている場合は、まず耳鼻咽喉科での治療が必要です。しかし、症状をくり返す・慢性化している場合には、東洋医学による「体質改善」が欠かせません。
つまり、次のように使い分けることで、より効果的に改善を目指すことができます。
①急性期の処置 | 西洋医学 |
②慢性・再発防止 | 東洋医学 |
鍼灸院選びのポイント
副鼻腔炎のように内科的な要素が強い症状は、東洋医学を専門的に学んだ鍼灸師でなければ対応が難しいものです。
マッサージや整体が中心で「鍼も少し取り入れているだけ」という施術院では、体質を変えることは困難です。東洋医学専門の鍼灸院をぜひ選んでいただきたいと思います。
【対談動画】副鼻腔炎を改善された男性へインタビュー
まとめ
副鼻腔炎は、当店でも改善率の高い症状のひとつです。
耳鼻科で何度も治療しても再発をくり返している方こそ、ぜひ東洋医学を取り入れてみてください。
東洋医学の鍼灸は、「症状をおさえる」のではなく、「症状が出ない体をつくる」ものです。つらい鼻の不調から解放され、快適な毎日を取り戻しましょう。

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