吹き出物の真の原因は「内臓の不調」

吹き出物

東洋はり灸整骨院の石丸です。

本日は、女性はもちろん、男性をも悩ます吹き出物についてお話します。

吹き出物は肌の問題ではない?

東洋医学の鍼灸院である当店にも、顔などに吹き出物がある方が多く来店されます。

他の症状の施術のためにいらっしゃるのですが、吹き出物のことをお尋ねすると

  • 「そうなんです。吹き出物がずっとなくならなくて。」
  • 「皮膚科にも通ったんですが、改善されないんです。」
  • 「気にして洗顔を欠かさないようにしているんですが、これ以上どうしたら良いかわからなくて。」

とおっしゃる方が多いのです。

東洋医学では、吹き出物は肌の問題ではなく、内部の問題であると考えます。

思春期や若年層など皮脂の分泌が多い年代にニキビが多いことから、肌の表面の皮脂コントロールがうまくいっていないと考えられがちですが、実際には中高年になっても「大人ニキビ」で悩む方は多いのです。

続けて、吹き出物に対する西洋医学と東洋医学の考え方やアプローチの違いについて、解説していきます。

西洋医学の吹き出物施術は対症療法?

西洋医学(病院)では、吹き出物の治療は皮膚科の範疇(はんちゅう)です。

現在、ニキビや吹き出物の治療はとても進んでおり、外用薬のほか、

  • レーザー施術
  • イオン導入
  • ピーリング
  • LED
  • 点滴
  • ホルモン施術

などがあります。

外用薬では、

  • 抗生物質
  • レチノイド
  • 硫黄
  • サリチル酸製剤

などを使用しますが、どれもデメリットがあり、長期間使用すると副作用のリスクがあるでしょう。

また、外用薬以外の治療にしても、ホルモン治療以外は対症療法で、ニキビや吹き出物そのものの炎症を抑えたり、内部の皮脂を取り除くなどの方法です。

ホルモン施術

唯一「根本治療」といえるのがホルモン治療で、吹き出物の原因は男性ホルモンによるものと考え、ピルなどで女性ホルモンに似た作用のある成分を服用するのです。

しかし、女性ホルモンには、

  • 発疹
  • むくみ
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 発汗
  • 吐き気

などの副作用があります。

吹き出物を抑えるために投与して、発疹ができてしまったら本末転倒ですね。

東洋医学による吹き出物改善法

東洋医学では、吹き出物はある原因が皮膚に出てきたものと考えており、吹き出物そのものが悪いという捉え方はしません。

「チョコレートを食べ過ぎて、吹き出物ができた。」

これは、当然皮膚が悪いわけではありません。では、チョコレートが原因でしょうか?

西洋医学では、

「チョコレートを食べ過ぎると吹き出物ができる。それはチョコレートに含まれる油脂や糖分が原因だ。」

と考えます。

しかし、東洋医学ではチョコレートの成分が悪いとは考えません。なぜなら、チョコレートや甘いものをたくさん食べても吹き出物が出ない人がいるからです。

「吹き出物が出る人と出ない人の違いは何か?」

を突きつめて考え、

「胃の機能が低下しているとチョコレートの油脂や糖分が負担になり、さらに胃の機能が低下して吹き出物という形で出ている」

と結論づけます。

もっと言えば、吹き出物という形で出る人もいれば下痢をする人、吐き気を催す人など、チョコレートを食べたことにより出る症状は人によって違います。

すべて胃の機能低下が原因ですが、症状が違うということは、それ以外の原因が各人で違うということです。そこまで追求するのが、東洋医学です。

皮膚科では、その人の体質などおかまいなしにどの患者さんにも同じ薬を処方し、

  • 「効果が見られなければ別の薬」
  • 「それでもダメならさらに別の薬や施術を!」

と、吹き出物を抑え込むだけの対症療法になっているのです。

吹き出物は体に負担がかかっている証拠

東洋医学では、「皮膚は内臓のごみ捨て場」と捉えています。つまり、内臓が何らかの原因で負担を感じた時に、皮膚に出るのです。

何らかの原因とは、例えば生理前でホルモンバランスが崩れていたり、季節の変わり目やストレスで自律神経が乱れたり、といったことです。

西洋医学でも自律神経が乱れ、交感神経がずっと優位になることで胃腸に負担がかかる、という研究はされています。しかし、それは内科や胃腸科の範疇に留まり、皮膚に影響が出るという観点がないのです。

東洋医学では、胃腸の消化作用はもちろん、肝臓や腎臓系にも考えを巡らせます。

肝臓や腎臓には、体に有害なものや不要なものが入って来た時に、解毒や排泄する機能があります。ところがその機能が低下すると毒素がそのまま体内に残り、皮膚表面に出てきてしまいます。

ですから、吹き出物は内臓の機能を上げることによって、はじめて根本から改善できるのです。

東洋医学で内臓機能を上げよう

西洋医学に内臓機能を上げる方法はあるのでしょうか。残念ながら、ありません。あるのは、症状を抑え込み表面的に良くする方法だけです。ですので、一か所が治っても別の場所にまた吹き出物ができたり、ぶり返したりするのです。

東洋医学では、体に起こっているすべての症状を把握し、それを辿って根本の原因を見つけていきます。

例えば、

  • 生理痛
  • 冷え性
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 眼精疲労
  • 円形脱毛症

など、多くの方は吹き出物以外にも色々な症状を持っています。

これらを全部つなぎ合わせ全身を包括的にみて施術することで、患部に直接施術をほどこさなくても、多くの悩みが改善されていくのです。

東洋医学に「○○科」は存在しない

西洋医学は戦争で負傷した方の治療から発展してきた歴史があります。ですので、原因追求より今ある症状を抑えることのほうが大切でした。

それによって多くの命が救われたことは私も認めますが、体の内部に根本原因がある疾病の場合、表面だけ治療しても再発したり、別の症状が現れたりといたちごっこになってしまいます。

西洋医学では各部位を細かく分け、

  • 内科
  • 心療内科
  • 神経科
  • 精神科
  • 胃腸科
  • 外科
  • 整形外科
  • 皮膚科
  • 泌尿器科

などの診療科目を設定しています。

ですので、胃腸の機能低下によって皮膚に反応が出た場合、皮膚科の医師は胃腸の見てくれません。また、自分の担当科以外の知識の収集はおざなりになり、胃腸と皮膚の関係すらよく知らないといったことも起こります。

一方、東洋医学には「○○科」というものは存在しません。全身をみて施術をするため、人体を細かくパーツ分けすることは無意味だと考えているからです。

吹き出物に関する解説動画

おわりに

いかがでしたか?

吹き出物は見えるものだけに、悩まれる方はたくさんいらっしゃると思います。

皮膚科に飛び込みたい気持ちはよくわかりますが、

  • 「通ってもなかなか治らない」
  • 「ぶり返した」

といった経験をお持ちの方は、ぜひ一度東洋医学専門の鍼灸院にご相談ください。

東洋はり灸整骨院では内臓機能を高める鍼灸施術によって、美肌を取り戻すお手伝いをいたします。