寒冷アレルギーや蕁麻疹でお悩みの方へ

蕁麻疹

東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。

今回は、寒冷アレルギーに対する東洋医学の考え方と施術法についてお話しします。

寒冷アレルギーとは

寒冷アレルギーとは、体温より低い温度に触れると起こるアレルギーです。主に蕁麻疹(じんましん)の症状が出ます。

  • バスルームとルーム外の温度差
  • 暖房の効いた部屋から外の冷気に触れた時

など、ちょっとした環境の変化で症状が現れることから、西洋医学では寒冷アレルギーと呼ばれています。

氷や雨のみならず、水や風を肌に受けただけでも蕁麻疹が出るため、日常生活を送るのも大変な疾患です。

西洋医学の寒冷アレルギー治療

西洋医学(病院)では、寒冷アレルギーは原因不明とされ、対症療法しかないでしょう。

この疾患が難しいのは、アレルギーという名称にもかかわらず、血液検査をしてもアレルゲンが見つからないからです。

西洋医学では、目に見える原因がなければ改善することができません。そのため、今のところ原因は「自律神経の乱れ」というよくある言葉で片づけられています。

リンパ球

気温差が原因で自律神経が乱れ、副交感神経が活発になると、副交感神経がコントロールしているリンパ球の量が増えます。

リンパ球は免疫力を高める働きがありますが、量が増えすぎると抗原に対し過剰反応を起こし、アレルギー反応が出るようです。

蕁麻疹だけでは済まない?

しかし、アレルギーといっても、蕁麻疹だけで済むとは限りません。口の粘膜がアレルギーで腫れあがると気道を塞いでしまうため、呼吸困難を起こし命にかかわります。

また、急に冷気を浴びることで一気に血圧が下がると、心臓から遠い脳に血液が送られなくなるため、意識障害を起こしたり、死亡する危険性もあります。

そのため、西洋医学ではアレルギー反応を起こさせないために、

  • 抗ヒスタミン剤
  • 抗アレルギー薬

を処方することが多いようです。

薬の副作用

抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬には、蕁麻疹が誘発されるまでの時間を長引かせる働きがあります。ですので、薬を飲み続けることでだんだん症状が起こりにくくなるようです。

しかし、

  • 眠気
  • 倦怠感
  • 集中力の低下

など副作用のリスクもあり、長期服用していい薬とは思えません。また、薬を止めると症状の再発が多いのも問題です。

寒冷という物理的現象に対して、西洋医学で予防や治療することは難しいのです。

東洋医学の考え

東洋医学は、一つの症状だけをみる医学ではありません。数千年に渡る施術経験から、精神や自然環境も体に大きな影響を及ぼすことを知っています。

例えば、一年中温暖で気候の変化のない所と日本のように四季があるところでは、当然出やすい病は違ってきます。

  • 春夏秋冬、季節の変わり目によって出やすい病気
  • 季節と環境の変化によって起きやすい精神疾患

などもあると捉えるのです。

人間の臓器と感情、感情と全身は一体です。精神的なストレスやショック、怒りが臓器の働きを狂わせ、全身に影響を及ぼすことは珍しくないのです。

食べ物と健康の関係

最近では、やっと西洋医学も食べ物と健康に注目するようになりました。しかし、東洋医学では古くからこの点についても研究されています。

  • 酸っぱいものは肝臓
  • 苦いものは心臓
  • 甘いものは脾臓
  • 辛いものは肺臓
  • 塩辛いものは腎臓

と関連づけており、体調に合った食事を摂ることの重要性を説いています。

このように、寒冷アレルギーという症状だけに着目することなく、

  • お客様の体
  • 生活環境
  • 食生活

などをトータルに診察して施術するのが東洋医学なのです。

寒冷アレルギー以外の症状もみる

寒冷アレルギーでお悩みの方をカウンセリングすると、ほぼ必ず他の症状を持っています。

例えば、

  • 腰痛
  • 肩こり
  • のぼせ
  • 頭痛
  • 鼻炎
  • 花粉症
  • PMS(月経前症候群)

など、現代人の多くが持っている症状です。これが寒冷アレルギーとどんな関係があるのか、といぶかるかもしれません。

しかし、これらの症状があることで、

  • 「一人一人の体に何が起きているのか?」
  • 「何が不足し、また過剰なのか?」

などを正確に判断することができるのです。

西洋医学は体をバラバラにみる

西洋医学だと、

  • 整形外科
  • 内科
  • 耳鼻科
  • 婦人科

といったように細分化され、各科の医師は主訴だけに着目し対症療法を施すでしょう。対症療法の上に全身をみていないので、病気がなかなか改善しないのは当然です。

一方、東洋医学は患者さんとのカウンセリングに時間をかけ、寒冷アレルギーを発症した根本の原因を探し当て、施術を行います。

根本原因に対して施術を行うので、寒冷アレルギーだけを見る西洋医学とは全く違います。

体質が少しずつ改善され、施術が進むにつれ、その他の不快な症状も緩和されていくのが、東洋医学なのです。

寒冷アレルギーに関する解説動画

慢性蕁麻疹を改善されたお客様との対談

※施術効果には個人差があります。

おわりに

いかがでしたか?

本日は、寒冷アレルギーについてお話させていただきました。

残念ながら東洋医学は、「寒冷アレルギーだけを、一日も早く治してほしい。」というご希望には添えません。

しかし、「体質を改善し、寒冷アレルギーが出にくい体にする。」ということでしたらお任せください。

東洋医学専門の鍼灸院である東洋はり灸整骨院では、体質を改善し、健康になるお手伝いをさせていただきます。

今現在、寒冷アレルギーの症状でお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。