東洋はり灸整骨院の石丸です。
本日は、「2月4日の立春前後は症状を訴える人が増える」というお話をしたいと思います。
立春の体調不良について 解説動画
立春の病
立春が過ぎて春になると土から芽が出てくるように、体からも冬場に蓄積された病が出やすくなります。
他の時期にも色々な症状はありますが、特に2~3月は当店にも新しく来られる方が急増します。
あるお客様の話
東洋はり灸整骨院に来られているあるお客様も最近、顔面神経麻痺になりました。私は、この方の体質を考えると「絶対に立春のせいだ」と思いました。
しかし、病院の医師は立春が原因とは考えません。ウィルスの検査するよう言われたそうです。
立春が原因の場合、
- ステロイド
- ビタミン剤
- 抗生物質
を飲んでも全く意味がないのです。
立春前後に出る体の不調
立春前後には、
- 頭痛
- 坐骨神経痛
- 皮膚病
- 顔面痙攣
- 顔面神経麻痺
- 寝違い
- 生理痛
- うつ病
- 睡眠障害
などありとあらゆる症状が出やすくなります。
ですが、病院に行くと、
- 頭痛は「脳神経外科」
- 坐骨神経痛、寝違いは「整形外科」
- 皮膚症状は「皮膚科」
- 顔面痙攣は「耳鼻咽頭科」
- 生理痛は「婦人科」
- うつ病、睡眠障害は「心療内科」
とバラバラの科に行くことになり、それぞれで検査や薬を処方されるでしょう。
これでは、よくなるものも改善しません。しかし、これが今の日本の医療の現状なのです。
「暦」が原因の症状
暦が原因で症状が出ているケースがあります。
立春に限らず満月になると頭痛がする人や生理周期で症状が悪化する人もいます。急に寒くなったり暑くなったりするだけでも風邪をひく人は増えますよね。
気候の変化や季節の変化は、体調に密接に関係しているのです。
立春には、五臓六腑でいう肝に悪いものが入り、体に悪さをしていることがあります。そんな時でも、東洋医学的な考え方を用いてぢんきゅう施術すれば改善するでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
本日は、立春(2月4日)周辺の不調について、お話をさせていただきました。
立春前後に不調が出ている時は、病院へ行かれるのもいいですが、薬を飲んでもなかなか改善されない場合は、東洋医学も選択肢の一つとして取り入れてみてください。
この時期の体の不調は、立春や季節が原因の場合が多いので、東洋医学専門の鍼灸院に行っていただいたほうが、様々な不調をまとめて改善できるでしょう。
冬場に蓄積された体の病が出やすくなるこの時期は、特に自分の体をしっかり観察し、日々健康的に過ごしていきましょう。