腰部脊柱管狭窄症は、手術の前に鍼灸を!

腰部脊柱管狭窄症

東洋はり灸整骨院の石丸です。

今回は、「腰部脊柱管狭窄症は薬や手術なしで改善できるのか」について、東洋医学の観点からお話したいと思います。

腰部脊柱管狭窄症とは?

腰部脊柱管狭窄症は、腰痛や下肢のしびれなどの症状を起こす、特に中高年に多い病気です。

腰骨の変形、神経や血管の圧迫によって神経が障害を起こすと考えられているのですが、通常の治療は

  • 消炎剤
  • 鎮痛薬
  • 神経ブロック
  • 手術

などが行われます。

日常生活では杖やシルバーカーの使用を勧められ、行動範囲が非常に狭まってしまいます。

西洋医学が考える腰部脊柱管狭窄症

脊柱管(せきちゅうかん)とは、背骨の中の筒状の空間のことです。

背骨は椎骨(ついこつ)という骨が積み重なっていますが、椎骨を構成するのが椎体(ついたい)と椎弓(ついきゅう)です。

この二つに囲まれた空間を椎孔(ついこう)といい、それが積み重なって脊柱管になります。この脊柱管の中には神経の束が通っており、脳から伸びた神経は脊柱管の中で枝分かれして、体内の各部へと走っています。

神経の束はそれぞれ感覚と運動を司る

  1. 「感覚神経」
  2. 「運動神経」

があります。

何らかの原因によって脊柱管を囲む椎体や椎弓、靭帯が変性したり、椎間板が突出したりして脊柱管が狭くなり、神経と血管が圧迫されて痛みやしびれが起こるのが腰部脊柱管狭窄症の症状です。

西洋医学では、保存療法として、

  • 血行を良くする薬
  • 神経ブロック
  • コルセット
  • リハビリ

などを行いますが、日常生活に支障が出る、あるいは両足に痛みやしびれがある時には、神経の圧迫を取り除く手術を行います。

間欠跛行について

腰部脊柱管狭窄症の代表的な症状が間欠跛行(かんけつはこう)です。

最初のうちは歩けるのですが、段々足が痛くなったりしびれ、こわばりが出てきたりして歩けなくなります。

しかし、座ったり前かがみになったり座ったりすると症状が消え、また歩けるようになるという状態です。これは、立っていると脊柱管が狭くなるため神経を圧迫し、前かがみになると脊柱管が少し広がることで神経の圧迫がなくなるからです。

症状が悪化すると…

症状が進行すると歩ける距離や時間が短くなり、下肢の筋肉が萎縮してしまい、最後には歩行困難になってしまいます。

その他、

  • 会陰部の灼熱感
  • 排尿障害
  • 便秘

などが起こることもあります。

ほんの5分歩いただけで痛みやしびれで動けなくなり、行動範囲が狭まるつらさは耐え難いものです。精神的なストレスが溜まり、家に籠ってしまう人も多いようです。

検査画像の限界

この病気は中高年に多く、「年だから…」などと考えているうちにどんどん悪化します。

あわてて整形外科に行くと、まずは筋力・神経反射などの検査を行い、レントゲンやCT、MRIなどで検査を行います。

腰部脊柱管狭窄症の場合は神経の状態を詳しく調べるため、MRIが最も正確に分かるといわれてます。

しかし、そのMRIでも異常が見つかるとは限らず、逆に異常があっても症状がない場合も多々あるのです。

検査結果が症状と一致しない理由

これは、レントゲンやCT、MRIが静止画像で部位を捉えているからです。

何十枚も撮影すればある程度動きが分かるかもしれません。しかし、数枚の画像、また1か所1枚では、生きている人間の体内を正確に調べることはできないでしょう。

これは日本整形学会も認めており、画像と症状のズレは何と80%もあるとされています。

どれほど痛みを訴えても画像ではほとんど問題がない、あるいは画像では歩行困難でもおかしくないのに本人は普通に歩ける、ということが実際によくあるのです。

ですから、整形外科で手術の必要性を説かれても、安易に承諾してはいけないのです。本当に手術が必要なのか、手術したら必ず症状が改善されるのかわからないからです。

全身をみる東洋医学

人間は生きていますから、どんな一瞬も前の一瞬とは違います。1分前と今では、血液すら違っています。

ですので、

  • 神経
  • 筋肉
  • 気・血の流れ

などすべてを総合してみなければ、生きている人間を正確に判断することはできません。

静止画のみで見る脊柱管は画像を一瞬だけ撮影したのものであり、その時の狭窄度合いがいつも変わらないことはありえないのです。

東洋医学では、生きている限り人間は一瞬たりとも止まることはないことを基準に総合的にみて、一人ひとりの体質や状態に合わせた施術を行い、体の機能を根本から強化していきます。

そのため、腰の痛みや下肢のしびれなどの症状にも施術が可能なのです。

手術の前に東洋医学専門院へ

腰部脊柱管狭窄症で手術を勧められたら、まずは東洋医学専門の鍼灸院にご相談ください。

東洋はり灸整骨院ではこれまでに約8割の方を鍼灸施術で改善してきました。

残念ながら2割の方は複数の腰椎に狭窄があったりして症状がかなり強く出ていたため、手術が必要でした。

ですが、手術したからといって神経が元通りになるとは限らず、成功しても再発する可能性もあります。

そういった意味でも、ぜひ一度鍼灸施術を試していただきたいと思います。

※施術効果には個人差があります。

脊柱管狭窄症についての解説動画

脊柱管狭窄症を改善されたお客様との対談

※施術効果には個人差があります。

おわりに

いかがでしたか?

整形外科で手術を勧められたら、

  • 検査結果の画像が正しいとは限らない。これは日本整形外科学会も認めている。
  • 手術をしても治るとは限らず、再発の危険性もある。
  • 東洋医学の鍼灸施術なら、腰だけでなく全身をみて根本改善が可能。

という点を思い出してください。

腰部脊柱管狭窄症は確かに加齢とともに起こりやすくなりますが、みんながなるわけではありません。

東洋医学では罹る人と罹らない人の差、罹っていても症状が出ない人との違いを知っています。知っているからこそ、体の機能を高める根本的にアプローチができるのです。

自分の足だけで一生立って歩けるよう、ぜひ東洋医学専門の鍼灸院である東洋はり灸整骨院にご相談ください。