髪のトラブルでお悩みの方へ

美髪

多くの女性は髪のトラブルに悩んでいます。

年齢を重ねるごとに、髪はハリやコシを失いぺちゃんこになり、艶がなくなり水分も失ってパサパサになってきます。髪の毛が貧弱になると見た目にも大きく影響し、年齢以上に老けてみられることもしばしばです。

しかし、シャンプーやコンディショナーを年齢髪用に変えてもあまり効果が出ないのはなぜなのでしょうか。

東洋医学の専門家である私は、それを中国の「髪は血の余り」という言葉を借りてご説明したいと思います。

今回は、この髪のトラブルについて、東洋医学の話を交えながら、その具体的な解決策についてアドバイスいたします。髪にお悩みがある女性はぜひ参考にしてください。

髪は中からの栄養が必要

シャンプーやコンディショナーの効果は、髪の表面のみです。

市販のシャンプーやコンディショナーの原料や宣伝をチェックすると、外からコーティングすることでまとまりをよくし、サラサラにし、ボリュームを抑えたりアップさせていることがわかります。

しかし、髪は外からの栄養は吸収することができないため、見た目がどれほど良くなっても栄養は浸透していないのです。

髪の栄養は「血液」

髪は、毛穴の奥にある毛母細胞が細胞分裂して生えてきます。その栄養源となるのが毛乳頭というタンクで、毛乳頭は血管から栄養素や酸素をもらっています。

つまり、健康な髪は健康な血液からしか生まれないのです。

良質な食べ物を食べ、丈夫な胃腸を作り消化吸収させ、血液として循環させることで毛母細胞が栄養をたっぷり受け取ることができます。そうすることで、髪はイキイキとしていくのです。

逆に、偏った食事で栄養が不足していれば、どれほど外から整えても実際は栄養不足なため、本当の美髪にはならないのです。

髪は血の余り?

中国医学では「髪は血の余り」といいます。人間は生命維持に必要なところから栄養を回します。

「髪」や「爪」といった部分は後まわしにされる部分で、まさに「余り」があって初めて髪の毛は育つと考えられています。

ところが、

  • 食品添加物
  • ファストフード
  • 加工食品
  • 白砂糖
  • コーヒー
  • ビール

などは血液を汚したり体を冷やし、内臓の力を弱めてしまいます。これでは良い血液が生まれるはずもなく、髪はどんどん弱ってしまうのです。

やはり日本人には伝統的な和食が一番良いのです。

冷たい食べ物や飲み物は内臓を冷やしてしまうため、たとえ夏でも避けたほうがいいでしょう。

瘀血を取り除けば美髪になる

良い血液を作ることと同時にしなければならないことがあります。

中国医学で「瘀血(おけつ)」と呼ばれる悪い血、古い血を取り除かなければなりません。

例えば、100mlの血があるとして、そのうちの20mlが汚れて沈殿してしまっている場合、残りの80mlで全身に栄養を補給しなければなりません。すると体は生命維持に必要な脳や臓器にまず血液を回すため、髪の毛や頭皮、爪にまでまわす血がなくなってしまいます。

  • 血液が不足することを「血虚(けっきょ)」
  • 悪い血や古い血のことを「瘀血(おけつ)」

といいます。「瘀」とは「滞留・停滞することで起こる病」を意味する漢字ですね。

瘀血は女性に多い症状

瘀血といえば、多くの女性が患う婦人科系の症状です。

子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症などは、東洋医学では古い血や悪い血が原因と考えています。

  • 瘀血の場合
  • 冷え
  • のぼせ
  • 不眠
  • 顔色が悪い
  • 頭痛
  • 肩こり

などの症状も持っていることが多いのですが、すべて悪い血のせいで体の末端まで良い血液が流れないことが理由です。

これは西洋医学(病院)では改善できない症状でしょう。

西洋医学について

西洋医学では子宮筋腫などの婦人科系の病気の多くは原因不明とされており、予防法もなければ改善する方法もないとされているのです。

また、たとえ婦人科系の症状を投薬や手術で抑えることができても、冷えやのぼせ、頭痛、肩こりといった症状がなくなることはありません。

かといって、こういった原因不明の不定愁訴はどの科にいっても明確な治療法がなく、やはり薬などの対症療法になるだけでしょう。

西洋医学は各部分をパーツ分けして見るため、総合的な治療をするには不向きなのです。

東洋医学なら、美髪も健康も同時に得られる

東洋医学では、どんな症状でも人間を各パーツに分けることはありません。数千年に渡る経験から得たことは、ある症状が出る部分と根本原因となる臓器や組織は同じ位置とは限らない、ということです。

西洋医学では、髪のぱさつきと子宮筋腫が同じ原因だなどという発想は絶対にしませんが、東洋医学ではこれらは「血液」という原因でつながった症状である、という見方をします。

そして、髪にトラブルがあるということは血液に何らかの問題があり、その他の症状と併せてカウンセリングすることで血虚や瘀血であるという判断をし、鍼灸施術を行います。

血液の流れを整え古い血・悪い血をなくすことで髪のトラブルが解消され、それと同時に冷え性、肩こりなどの不定愁訴、婦人科系の症状も改善されるのです。

男性と女性の違い

女性は男性と比べて圧倒的に「血」にかかわる症状が多く、健康診断で血液に全く問題がないという結果が出ても、何かしらの血液の問題を抱えているといわれます。

これは

  • 生理
  • 出産
  • 閉経

などといった血液がらみの事象が多いため、仕方がないことといえます。

しかし、それだからこそ血や気の巡りを良くすることが大切なのです。

髪のトラブルについての解説動画

おわりに

いかがでしたか?

  • 髪のトラブルは血液に問題がある
  • 良い血液を作るには、栄養バランスの取れた食事と健康な内臓が不可欠
  • 東洋医学では、瘀血や血虚を施術し、髪のトラブルと体の不調を同時に改善することができる

これらのポイントをしっかり押さえてください。

髪のトラブルを改善する病院はありません。しかし東洋医学なら髪も肌も、そして内臓も健康にすることができます。

東洋はり灸整骨院では鍼灸や食事指導で全身を整え、美しい髪を取り戻すお手伝いができます。

今現在、髪のトラブルでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。