玄米と白米の違いとは?東洋医学が玄米を勧める理由

食事をする女性

「玄米は健康によい」と聞いたことはあっても、なぜよいのか、白米と何が違うのか、深く考えたことがない方がほとんどではないでしょうか。東洋医学では、日本人の主食である米の選び方が健康を大きく左右すると考えています。

今回は玄米と白米の決定的な違いと、東洋医学が玄米を勧める理由について解説します。

白米は健康を捨てた米?

白米

玄米は、以下の3つで構成されています。

  1. 胚乳(はいにゅう)
  2. 糠(ぬか)
  3. 胚芽(はいが)

私たちが普段食べている白米は、この胚芽と糠の部分をすべて取り除いて精米されたものです。

実は、この「胚芽」という漢字は、米に健康の康と書きます。つまり、白米は米から健康な部分を意図的に取り除いたものと言っても過言ではないのです。

腐る白米と芽が出る玄米

玄米と白米には、驚くほどの生命力の差があります。白米は水に浸けておくといずれ腐ってしまいますが、これは米から生命力となる部分を取り除いてしまったためです。

一方玄米は水に浸けておくと、やがて芽が出てきます。これは、玄米が生命力の塊であることを示しています。

東洋医学では生きたものを食べることが、身体本来の生命力や活力を高める上で非常に重要だと考えます。生命力のないものを食べ続けるのと、生命力に満ちたものを食べるのとでは、身体に与える影響は大きく異なるでしょう。

玄米を選ぶ際は無農薬を選ぶ

 

玄米は栄養価が高いですが、購入する際は必ず無農薬のものを選んでください。玄米は、農薬や除草剤が散布された場合、その成分が糠や胚芽の部分に蓄積されやすいという特徴があります。そのため一般的なスーパーで売られている安価な玄米は、かえって農薬を多く摂取してしまうリスクを伴います。

玄米を食べるのであれば、多少高価でも無農薬や減農薬のものを選ぶのがおすすめです。インターネットで探せば、質のよい玄米を比較的リーズナブルに購入できますよ。

玄米はおいしくない?炊き方を工夫すれば解決!

「玄米は美味しくない」「パサパサしている」というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし今は高性能な炊飯器が増え、炊き方を工夫することで、白米と変わらないほど美味しく炊くことができます。

例えば、ひとつまみの塩を加えたり、雑穀米と一緒に炊いたり、炊く前によく水に浸けておくなど、美味しく食べるための工夫はたくさんあります。ちなみに当店のお客様の中にカレーライスや手巻き寿司にも玄米を使う方がいますが、何の違和感もなくおいしく食べているようです。

東洋医学では日本人が古くから主食としてきた玄米を食べることで、身体本来の活力を引き出し、健康な体づくりができると考えます。玄米を食生活に取り入れることは、単に栄養を摂るだけでなく、生命力をいただくことなのです。この視点を持つことで、あなたの健康を大きく変える第一歩となるでしょう。

石丸昌志