
「肉を食べるとスタミナがつく」と信じている人は多いと思います。しかし、東洋医学の観点から見ると、肉は必ずしもスタミナの源とは言えず、むしろ日本人の体質には向いていないと考えられています。
本記事では東洋医学の視点から肉の真実と健康的な食生活のヒントについてお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。
【動画解説】どんなお肉を食べれば健康か?
※効果には個人差があります。
日本人が肉を食べるのは向いていない?

日本人が肉食に向かないという考え方には、以下の4つの理由が関係しています。
- 「腐」の字に隠された意味
- 欧米人より長い腸
- 歴史的に肉を食べていない
- 歯の構造
ひとつずつ見ていきましょう。
1.「腐」の字に隠された意味
「腐る」という漢字を思い浮かべると、「府」と「肉」で構成されていますよね。東洋医学において、「府」は五臓六腑つまり内臓を指します。
つまり、この漢字は「肉は内臓を腐らせる」という意味が込められていると解釈できます。
2.欧米人より長い腸
日本人の大腸は、欧米人に比べて約1.4倍も長いそうです。そして、お肉は食物の中でも消化に時間がかかり、腸内を移動する間に途中で腐敗し、ガスを発生させやすい特徴があります。焼肉を食べた翌日にオナラが臭いと感じるのは、この腐敗が原因かもしれません。
一方欧米人は腸が短いため、肉が腐敗する前に体外へ排出されると考えられています。そもそも身体の仕組みが違うため、欧米人のように肉を大量に食べると体調を崩す原因になってしまうのです。
3.歴史的に肉を食べていない
日本の歴史をさかのぼると、一部の鶏肉などを除いて肉をほとんど食べていません。これは、日本人の体質や腸の長さに適した食生活を、長い歴史の中で自然と選んできた結果だと考えられます。
4.歯の構造
歯には前歯や奥歯などさまざまな種類がありますが、肉を噛みちぎるための「犬歯」が全体の約12.5%しかありません。
穀物をすり潰す「臼歯」の割合が圧倒的に多く、人間が本来、穀物を主食とする雑食動物であることを示しています。肉食動物のライオンの歯はほとんど犬歯であることから、その違いは明らかです。
東洋医学から見た肉との付き合い方

東洋医学では、肉を食べることが血液を汚す原因の一つと考えられています。ですが、肉食を全面的に否定するわけではありませんが、もし肉を食べるのであれば、鶏肉を選ぶことをおすすめします。
その理由は、東洋医学の一物全体(いちぶつぜんたい)という考え方にあります。これは食べ物を丸ごと食べることで、その食べ物が持つ「陰」と「陽」のバランスをすべて取り入れられるという考え方です。
牛肉や豚肉は身体が大きいため切り身で食べることが多くなりますが、鶏肉は一羽を丸ごと調理することが可能です。また、肉は身体を熱くする極陽の性質を持つとされますが、鳥は空を飛ぶことから、「陰」の性質も持っています。つまり、牛や豚よりも身体に熱をこもらせにくいのです。
肉はスタミナより血液の汚れにつながる

肉を食べると消化器官に負担をかけ、血液を汚し、内臓を腐敗させて体調不良を引き起こす可能性があります。
もし、あなたがスタミナ不足を感じているのであれば、肉よりも無農薬の玄米や穀物をよく噛んで食べてみてはいかがでしょうか。日本人に適した食生活を取り入れることが、根本的な体質改善と活力向上につながります。
当店では東洋医学に基づいて、無農薬の玄米が食事の6~7割を占めるよう食生活のアドバイスも行っています。自分の身体の構造や日本人の歴史に合った食べ物を選ぶことが、健康への第一歩です。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。参考にしていただければ幸いです。


