五術 ー 運命と健康について

おみくじ

五術とは運命学のひとつで、命、卜(ぼく)、想、医、山(ざん)があります。こうした五つの術をもって自分の運命や未来、健康状態を切り開いていこうというのが五術の考え方です。

今回はこの五術の全体像を把握するためにも、それぞれの内容について詳しく解説していきます。

命について

これは持って生まれた運命のことです。生年月日などからその人のことを推測し、それにより自分を知ることができます。

命を知るツールとしては、四柱推命や九星気学などがあります。運命を知ることによって、自分がどんな星に生まれどうするべきか、何を達成するために生まれてきたのかなどを知ることができるのです。

興味のある方はいろんな流派があるそうなので、自分と相性のいい専門家の方に見てもらいましょう。

卜(ぼく)について

卜というのは、生まれた後に何をすべきかということです。命である運命は自分では選べませんが、卜は運命をもらった後にそれをどうすべきかを知ることができます。

診断はおみくじ、タロットなどが主な方法です。自分が優位に物事を運ぶためにはどういう方角、季節、時間なのか、そういったことを診断します。

具体的な内容としては推奨される方位や時間、どういった時期にこの事業をやったほうがいいのか、プロジェクトを遂行したほうがいいのかなど、診断で知ることができます。

想について

これは、目に見える物体を観察することです。

例えば風水を使うとどんな家に住んでいるのか、どんな土地、どんな気候で、家の中の間取り図や庭の形はどうなのか、そういった内容を知ることができます。

つまり、名前や印相、墓相、人相などの形を整えることが想にあたります。

医について

これは鍼灸施術や漢方を指しますが、簡単にいうと病気を治すということです。

前提として命で持って生まれた運命があり、卜でその後にどんなことをすべきかを理解した上で行動し、想で自分の身の回りのものを整えます。
それでも病気になってしまったら、医である鍼灸施術や漢方で病気を治すということです。

山(ざん)について

最後の山は、自分の肉体と精神を高めることです。

例えば食養生や武術、禅やヨガなどもこの山にあたります。つまり自分がいつまでと若々しくいられるために行うようなことが、この山なのです。

まとめ

石丸昌志

五術がすべて完璧になると運命や健康状態がマックスになり、皆さんの人生がよりよいものになるというのが五術の考え方です。

こうして総合的に良くしていくことで、人生や健康、運命を高い波に乗せる可能性が高くなると思い、本日は五術について紹介させていただきました。

一つひとつの内容をわたしも深く知っているわけではないのでアウトラインの情報になってしまいましたが、みなさんの運命を切り開く第一歩となれれば幸いです。

興味のある方は専門家に一つひとつチェックして見てもらったり、ご自身が深く勉強して専門家になってみたりするのも楽しいと思います。