
東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。
本日は、「風邪薬について知っておくべき事【その4】保険が効かなくなる?」と題してお話します。
これまで複数回に渡って紹介してきた「風邪薬について知っておくべき事シリーズ」は、今回で最後になります。
Part1、Part2では風邪薬はいかに有効性がないかというお話しをしました。
これまで風邪を引いたらすぐ薬を飲んでいた方には、ビックリする内容だったのではないかと思います。
Part3では、風邪薬が効かないウィルス感染症の風邪を早く治す方法をお話ししました。
そして、シリーズ最後のPart4は、「無意味な風邪薬に対して国も動き始めている」というお話しをしたいと思います。
風邪薬について 解説動画
風邪薬に保険が効かなくなる?
2014年に社会保障制度改革推進会議という会議がありました。
その会議で、「風邪薬が無意味というのは医療界の常識なので、保険適用除外の動きが本格化しそうだ」という記事が出たのです。
つまり、風邪薬は効かないから保険が使えなくなるということです。
インターネットで『風邪薬は無意味』と検索していただければ、この手の記事がたくさん出てくると思いますので、気になる方は是非ご一読ください。
まとめ
いかがでしたか?
風邪薬について知っておくべき事、シリーズ最後のPart4では、風邪薬が効かないことを国が認め始めているということについて、お話しさせていただきました。
このシリーズの最初から申し上げている通り、風邪薬は万能な薬ではありません。
Part1でもお話しした通り、ウィルス感染症は病院で処方される抗生物質でもウィルスを殺す事ができないのです。
そして、薬を飲み続けることで回復も遅くなってしまいます。しまいには、風邪薬に保険が適用されない日がいつか来るのです。
そのため、私たちは常日頃から風邪を引かない体づくりをする必要があります。もし風邪を引いてしまった場合でも、風邪薬に頼らずに改善していく方法を習得する事が重要になります。
季節の変わり目は特に体調を崩しやすいので、どうぞ風邪を引かぬようにご自愛ください。