風邪薬について【3】風邪を早く治す具体的な方法

東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。

風邪薬について知っておくべき事シリーズを続けてご紹介しています。

普段何気なく飲んでいる風邪薬について、知らなかった事がたくさんあったのではないでしょうか。

これまで、

  • Part1では、「風邪薬は10%の細菌性の風邪にしか効かない」
  • Part2では、「風邪薬を飲むと治りが余計に遅くなる」

というお話をしました。

そして本日のPart3では、「風邪の薬が特に効かないウィルス感染症に対してできること」についてお話します。

抗生物質でも効かないウィルス感染症には、どのような事が効果的なのでしょうか。

早速、見ていきましょう。

風邪薬について 解説動画

ウィルス感染症の風邪を早く治す方法

まずは有効なのは、汗をかくことです。

風邪というのは外から体内に悪いものが侵入している状態ですので、その悪い物を外に出せばよくなります。

特にお勧めなのは、42〜43度くらいのお風呂に20分ほど入って汗をかくことです。その汗と一緒に体の中の悪いものもどんどん出ていきます。

ここで大切なのは入浴後、体を冷やさずにすぐに寝る事です。

湯上りは毛穴が開いているため、また外から異物が侵入する可能性があります。

それを防ぐためにもお風呂から上がったらすぐに寝ましょう。

水分補給について

水分や塩分の補給も大切です。

水と粗塩、もしくはスポーツドリンクといったものも風邪を引いた時には良いと思います。

食生活について

食事の量も気をつける事が大切です。

皆様は、風邪を引いた時に食事の量は減らしていますか?

よく風邪を引いたからたくさん食べて体力をつけるという話を聞きますが、これは間違いです。

なぜかというと、風邪を引いている体は侵入しているウィルス・細菌と戦いたいからです。そこに食べ物が入ってくると、分解消化吸収に力を割かなければいけません。

しかも、風邪で内臓も弱っているのに食事でさらに内臓に負担がかかってしまうのです。だから昔からおかゆを食べるわけなのです。

本当は全く食べずに断食状態で水分だけ補給するのが一番いいと思います。お腹が空くようでしたら、おかゆの中に内臓を温めて発汗を促すようなネギ・しょうが、葛などを入れていただくと良いでしょう。

量は腹六分目ほどにしてください。

体を休めることも大事

最後に、当たり前ですが休養する事が大切です。

また、鍼灸を受けたり、漢方を使うのもお勧めです。

鍼灸、漢方は発汗を促しながら内臓の機能も高めることができますので、風邪には有効ですよ。

まとめ

いかがでしたか?

本日は「風邪を早く治す具体的な方法」について、お話しさせていただきました。

part1で話した通り、溶連菌などの細菌に感染された場合は心臓などに入ると危険ですので、抗生物質を飲むのが効果的な対症法です。そこは、間違えないようにしましょう。

ウィルス感染症の風邪に対して、病院で処方される薬にできることはありません。

そのため、ウィルス感染症の場合は、東洋医学の鍼灸・漢方でもいいですし、今回お勧めした入浴や休養方法を心がければ初期の風邪なら一日で改善すると思います。

ぜひ、参考にしてみてください。