
東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。
前回に続き、岡本裕先生の本(『薬を飲む人ほど早死にする30の理由』日本文芸社)の内容にのっとってお話しします。
薬を飲む人ほど早死にする理由⑫ 解説動画
風邪薬とガン
岡崎裕先生の『薬を飲む人ほど早死にする30の理由』の冒頭には、「風邪薬を飲み続けていて、ガンになることはありますか?」という質問が掲げられています。その質問に対する答えは、「絶対にないとはいえない」というもの。なぜなら、薬は化学合成薬であり、免疫を下げるからです。
ここで言う「風邪薬」には、近所のドラッグストアで手に入れられる風邪薬も、病院で医師に処方してもらう風邪薬も含まれています。常日ごろ、皆さんがよく服用するような薬であっても、飲み続けていてガンになる可能性があるというのです。
ガンにならないとも言えないのは、病院で処方されたりドラッグストアで売られている西洋の薬が化学合成薬であり、身体に蓄積される毒だからです。薬を服用することで免疫が下がると、ガンになる可能性も否定できないというわけです。
薬物乱用頭痛とは?
皆さんは、薬物乱用頭痛(リバウンド頭痛)という言葉をご存知でしょうか。これは、薬を頻繁に服用することで引き起こされる頭痛です。ここで言う薬には、頭痛薬も含まれます。
薬を頻繁に服用することで、薬物乱用頭痛を起こすようになると、1日中頭痛に苦しむようになるのですが、そのメカニズムはよくわかっていません。偏頭痛の薬を飲んでいて薬物乱用頭痛を起こすようになってしまう皮肉な現状もあります。
風邪を治す薬はない?
実は、風邪を治す薬は存在しません。風邪はウイルスに感染するものであり、ウイルスに効く薬はこの世に存在しないのです。本当に効用のある風邪薬ができたら、ノーベル賞も夢ではないでしょう。
そう考えると、病院で処方される風邪薬やドラッグストアで買える風邪薬は全て、その場しのぎで症状を抑えるだけのものなのです。
医療は西洋医学だけではない
一方、東洋医学では根本的な原因からアプローチしますし、薬による副作用などのリスクもありません。医療は、西洋医学だけではありません。
中国で4000年、日本国内でも1400年以上の歴史をもつ東洋医学について、医療を受ける方一人ひとりが理解し、薬によるリスクから逃れる方法を認識していただきたいと思っています。
現状の医療では、薬の餌食になり、その健康も損なわれていくだけだからです。
岡本裕『薬を飲む人ほど早死にする30の理由』日本文芸社