医療業界の食い物にされないために!

東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。

前回に続き、岡本裕先生の本(『薬を飲む人ほど早死にする30の理由』日本文芸社)の内容にのっとってお話しします。

薬を飲む人ほど早死にする理由⑧ 解説動画

市販薬のCM

薬

皆さんがご覧になる市販薬のCMは、

  • 「効く」
  • 「速効」
  • 「すぐ治る」

といったフレーズを連呼するものばかり。薬が美化されて伝わっているのは、皆さんもご存知のように、売るための戦略。薬はそもそも症状を抑えるためのもので、病気を治すものではありません。

しかも、のどの痛みを感じる風邪に対して総合感冒薬(そうごうかんぼうやく)を服用すれば、喉の痛みの他に、熱やせき、鼻水、頭痛、といったその他の症状に対する薬を飲むことになります。

そこで、必要のない成分まで摂取することになる……そんなことを知らずに、「効く」「即効」「治る」といったフレーズに騙されて購入することが、医療業界の餌食になっていることだと、岡崎裕先生はおっしゃるのです。

製薬会社には逆らえない?

疑問に感じる女性

巷のテレビ番組、雑誌などは、スポンサーである製薬会社に逆らえません。スポンサーがいなければ、テレビ番組も雑誌も成り立たないからです。スポンサーに優位な情報を提供する必要があるため、どこにおいても西洋医学は美化されていきます。

経済というのは基本的に、お金を中心にまわります。働かれる中で、それを実感する機会は多いでしょう。そのため、スポンサーである製薬会社に逆らえないのもうなずけるはず。だからこそ、テレビ番組での内容が正しいとは限らないわけです。

もしかすると、製薬会社に有利な情報を流しているだけかもしれないです。テレビ番組や雑誌の内容が正しくない可能性にも眼を向ける必要があります。一人ひとりが、自分の価値観を持って取捨選択してください。

本物の医療提供者

医療

世の中には、できるだけ薬を処方せず、根本治療に取り組んでいる医師もいます。患者さんを自分の家族や友達、親戚、恋人、子どものように考え、処方することは経済とは別の世界です。

友情や愛情に基づき、処方し、施術し、アドバイスしてくれる本当の医療提供者ももちろん存在します。はじめはそうしたことを目指して医師になったのでしょうから。

有名な医師はよい医師?

相談

しかし、優れた経歴をもち、有名大学で教鞭を取っている、マスコミによく取り上げられる医師がよい医師とは限りません。こうした肩書きだけでよい医師か否かを判断することはできないのです。本当の名医はむしろ、地味で目立たないかもしれません。

大企業が出資する回転寿司に多くの人が足を運ぶでしょうが、本当に腕のよい寿司職人は小さなお店にいるでしょう。また、さまざまなCMで人を惹きつけるファミリーレストランより、食材にこだわり、安心・安全なものを提供してくれる家族経営の食堂のほうが人の温かさを感じるのではないでしょうか。

医療業界も、それと全く同じです。製薬会社からの大きな資金源をもとに巨大化し、患者さんを食い物にしている医師や病院ではなく、友達や家族、恋人に対するかのように見てくれる医師や病院を探しましょう。

 
◇参考文献
岡本裕『薬を飲む人ほど早死にする30の理由』日本文芸社