
東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。
前回に続き、岡本裕先生の本(『薬を飲む人ほど早死にする30の理由』日本文芸社)の内容にのっとってお話しします。
薬を飲む人ほど早死にする理由⑦ 解説動画
薬を好む方
薬を取り巻くさまざまな問題がありますが、その中に、薬を好む人の問題があります。日本人はこれまで、「毒」である薬を「身体にとってとてもよいものだ」と洗脳されて育ってきました。その結果、自ら進んで「毒」を摂取するようになっています。
ある意味では、被害者であるはずの人が、今、このような現状なので、薬漬けの方にも問題があります。自分自身も「薬が毒である」という認識をしないといけないのです。
薬に対する誤解
多くの方は、
- 痛みを取る
- 熱を下げる
- 血圧を下げる
といった「症状をなくすこと」あるいは「数値を正常化すること」が「病気を治すこと」だと誤解しています。
痛みが出ているからには、何らかの異常のサイン。その痛みを痛み止めで抑えることが「治療」と言えるでしょうか。
熱が上がるのは、ウイルスなどに感染した身体が免疫を上げようとする自己防衛のひとつ。その熱を解熱剤で下げることが治療でしょうか。また、血圧を下げる薬を一生飲み続ける必要があるのは治療でしょうか――これらは全て治療ではありません。
しかし、
- 痛みを取る
- 熱を下げる
- 症状を抑える
- 血圧を下げる
- 数値を一時的に正常化する
ことが病気を治すことだと誤解されています。誤解されているだけでなく、毒である薬を長期間服用し、異物を体内に蓄積していっているのが実際なのです。
薬を使い続けるリスク
長らく薬を服用した結果、内臓にどのような負担があるか。その実態はわかりませんが、異物を飲み続けることが危険であることに間違いはありません。
こういったことを一人ひとりが理解し、薬を飲まなくてもよい方法を勉強していただき、新たな扉を開いてもらいたいと考えています。
その扉の先には、東洋医学があります。
東洋医学の門を叩こう
東洋医学は、痛みを取ったり熱を下げるのではなく、熱が下がるような身体にしたり、血圧が下がるような身体にしたりといった根本改善を行う医学です。
薬を飲みたくない、薬漬けの毎日を終わりにしたいと思われる方は、ぜひ東洋医学の門を叩いていただきたいと考えております。
岡本裕『薬を飲む人ほど早死にする30の理由』日本文芸社