毎年増大する医療費と多量の薬について

東洋はり灸整骨院の石丸です。

前回に続き、岡本裕先生の本(『薬を飲む人ほど早死にする30の理由』日本文芸社)の内容にのっとってお話しします。

薬を飲む人ほど早死にする理由③ 解説動画

増大する医療費問題

請求書

近年の医療界をめぐる問題のひとつが、毎年1兆円規模で増加する医療費です。50年前と比較すると、なんと190倍。医療は発達したと喧伝されていますが、この数字を見ると、そうした言葉を疑わざるをえません。

救急救命技術や検査技術は確かに発達したかもしれません。また、溶連菌感染症などの細菌による感染症で亡くなる率は下がったでしょう。しかし、生活習慣病や慢性病などに対して、西洋医学はまったくの無力です。

医療の目的とは?

考える女性

本来、医療の目的は病人を減らすことにあります。医療費が次第に下がっていくべきなのです。それにも関わらず、50年前の190倍にもなるほど医療費が増加しているのであれば、その役目はまったく果たされていません。

皆さんの支払った税金が無駄なことにつぎこまれ、健康が損なわれている。これはまさに、医療の産業化を指し示す数字にすぎないのです。

薬の服用で早死にする?

不思議に思う女性

ご高齢の方は、免疫が下がり、生命力も下がっている状態です。そういった方に薬を処方し、毎日服用させることで、早死にさせている。

その結果、医療費も高額になっているのだと岡崎裕先生はおっしゃっていますが、それを裏づけるものとして、ある老人ホームの調査結果を挙げておられました。

思わず絶句する現状

その老人ホームの入居者は平均して、1日に12種類、23錠もの薬を服用していたというのです。思わず絶句したと書いておられるのも、むべなるかな。

ご高齢の方は、インターネットなどを使わず、情報をほとんど得ることができないため、医師の言いなりになり、医療産業の餌食になってしまうのです。これは、自分の命を放り投げる行為に等しいものです。

1日に12種類、23錠もの薬を処方した医師にはぜひ、自分自身がそのお年寄りと同様の状況になったときに本当に同じだけの薬を飲むのか、自分の家族に飲ませるのかと聞いてみたいものです。それくらいの考えを持って処方しているのかと、尋ねてみたい。

これも、薬が毒であり、服用することでかえって苦しみ、早死にする可能性があるからです。

おわりに

石丸昌志

私は、鍼灸師として日々命懸けで鍼灸施術に当たっております。患者さんの症状を根本から治すことが治療だと考えています。それが、医療の本来の目的です。

私は、この医療本来の目的のもと、病人を減らし、健康な人をつくるための鍼灸を一生続けていきたいと考えています。

 
◇参考文献
岡本裕『薬を飲む人ほど早死にする30の理由』日本文芸社