日本の医療費に対する薬剤費は世界一多い現状

東洋はり灸整骨院の石丸です。

本日は、前回に引き続き、『だから医者は薬を飲まない』(和田秀樹著、SB新書)という書籍の内容をご紹介します。

だから医者は薬を飲まない 解説動画

増え続ける日本の医療費

請求書

この本によれば、日本の医療費に対する薬剤費は世界一多いそうです。日本は医療費の約30パーセントを薬剤費として使っていると書いてあります。

今は医療費は40兆円ほどなので、大体12兆円分の薬がばらまかれているということです。その金額は2位のフランスを大きく引き離しています。

医療費に占める薬剤費は、現在、2018年は40兆円を超えています。5、60年前に比べると医療費はなんと190倍に増えています。この40兆円の内の31パーセントが薬剤費に充てられています。つまり12兆円ほどが薬に使われているということです。

日本が一位。二位のフランスの薬剤費は19.9パーセントです。非常に差が多いですね

日本に比べてあまり薬を使わない国でさえ、薬の副作用で入院する人が15~20パーセントいるそうです。ということは世界一薬を使う日本ではもっと多いはずだと作者である和田秀樹先生はおっしゃっています。

薬局店の多さ

薬剤師

2014年時点で、薬局薬店は8万店あるそうです。現在は2018年ですので、もっと増えているかもしれません。

それに比べてコンビニは5万店です。ものすごく薬を飲む国だということですね。日本がどれだけ薬ばかり飲んでいる国かがわかると和田先生はおっしゃっています。

日本には比較データがない?

疑問に感じる男性

薬を飲むとどうなるか、または薬を飲まないと果たしてその患者さんはどうなるかという比較データが日本にはほとんどないそうです。

症状があったり、健康診断の結果数値に異常があったりすると、機械的に薬を飲ませるわけですが、肝心要の比較データが日本にはほとんどないとおっしゃっているわけです。

以上のことから、ただ症状があったり、検査結果から数値が外れたりというだけで薬漬けにしているという現状がここに見られると思います。

高血圧の薬

さらに日本では3000万人の人が毎日高血圧の飲んでいます。しかし、血圧の薬のように一生飲むように言われる薬は、長く飲むと臓器にどのような悪影響があるかわからないので非常に危険だということもあります。

結局は薬も化学物質なので、血圧は下がってもほかの臓器に、どのような影響があるかということがわからないのですね。

薬の原料は石油

薬

薬というのは石油の副産物、もとをたどればプラスチックと同じ。一生薬を飲む必要のある薬や例え一番弱い薬も、石油の副産物であることには変わりがありません。

患者さん自身もこういうのを把握したうえで薬を飲み続けるべきですね。薬を飲まなくていいように体を健康に導くことが一番です。

そのためにも慢性病に有効な東洋医学という中国では4000年、日本国内では1400年の歴史がある、日本人のDNAにはしみ込んだ医学の選択肢も視野に入れていただきたいと思います。

 

◇参考文献
和田秀樹『だから医者は薬を飲まない』SB新書